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可決成立…

今日15日に、東京都青少年健全育成条例改正案が、都議会本会議で賛成多数で可決、成立しました。

自分はエロ漫画家で今回の「規制対象側」なので、条例が成立してしまった今となっては、
何を言っても今更な感はありますが、それでもマイノリティ側に組する立場、応える立場として、
今後も出来うる限りスポイルされない創作活動に勤しんでいきたいと思っています。

1つだけ、条例が成立した今であろうが都側の姿勢として非難されるべきは、
その条例可決までの強引なまでの性急さです。
貴賎を問わず充分に識者等で審議すべき、表現の自由という文化に関わる法案に対して、
時間をかけた審議が全く成されていないのは、周知の事実でしょう。
   
   
自分はすでに一般市場において、業界が行なっているゾーニングは9割方上手く施行されていると思ってます。
以前秋葉原で、幾つかの大型専門書店で気になった陳列を見た事がありますが、これは販売側の問題であって、
業界全体を縛る根拠にはなり得ないでしょう。
エロ漫画家ですから、この業界が決して今回の論議で挙げられた様なメジャーなものではないと知っていますし、
その多くの作品・商品がマイノリティな立場を逸脱する事もないと思っています。
個人的な視点で語れば、おそらく現在主流のラノベ作品の傾向とそのマルチメディア化、
そして大手出版社の出した新興月刊誌の多くが、セクシャルな描写を多用した作品で当てた事などから、
同じ傾向の作品が2000年を越えた頃から乱発された事が、目立ち槍玉に挙げられた一因だろうと考えてます。
その中には人気取り話題性に腐心した結果、逸脱した誌面作りを招いてしまったBL業界も含まれています。

商業的な面から言えば、エロ漫画業界にはあまり大きな混乱は起きないと予測されます。
それは業界がすでに10年おきぐらいで、こういった規制の問題に晒されてきており、
出版業界団体による努力、成年マークやシーリングなどの対応策も実行されているからです。
自分の関わっていない一般誌におけるエロティック作品やBL業界の動向までは、
伝手が無いので何とも言えませんが、以前お話させていただいたBL雑誌で描かれている方が、
「ハシラの煽り文句が露骨過ぎて恥かしい」とおっしゃっており、
確かにそれは男性器と肛門の俗称乱れ打ち状態だったので(苦笑)
そういった面は若干は大人しくなるのでは?と想像します。
同人イベントなども、来場者の年齢チェックの厳格化などで、すでに対応が始まっています。

しかしいくら万全を期そうとも、都側がダメと言った瞬間に、例えそれが気まぐれだろうが早計だろうが、
存在理由も価値も無視して規制対象足りえるという「ダモクレスの剣」状態に我々が陥ったのは確かなのです。

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